仕事場の前の道路は、近くの小学校へ通う通学路になっています。
最近になって、立ち止まって何か話す小学生が目につくようになりました。
気になって仕事場から外を見ると、子供達と目が合います。
少し笑うようなその目は、私と背の高い看板を交互に眺めます。
『これ、お前がつくったのか?』
そんな言葉が聞こえてくるようです。
背の高い看板は子供の視線から見ると、さらに背が高く物珍しいものに映るようです。
子供とはいえ人の気を惹く事ができたようなので、ひとまず看板としては合格でしょうか。
あとは子供たちに石でもぶつけられないよう、気をつけます。